WEKO3
アイテム
国立公園の持続可能な利用を妨げる認識のズレ : 釧路湿原国立公園を事例に
https://doi.org/10.24556/00004771
https://doi.org/10.24556/00004771c922d897-1cac-491f-b1bc-a027ada474f2
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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fulltext (740.3 kB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2022-02-28 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 国立公園の持続可能な利用を妨げる認識のズレ : 釧路湿原国立公園を事例に | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 国立公園、エコツーリズム、釧路湿原、観光、環境政策 | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
ID登録 | ||||||||||
ID登録 | 10.24556/00004771 | |||||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||||
その他(別言語等)のタイトル | ||||||||||
その他のタイトル | Misunderstandings that hinder the sustainability of National Park : The Case of Kushiro Shitsugen National Park | |||||||||
著者 |
菊池, しゅき
× 菊池, しゅき× ロメロ ホシノ, イサミ
WEKO
332
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抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | 本研究の目的は、年々深刻化する環境問題の解決策の一つとして「国立公園」の持続可能な利用方法を提起する事である。「国立公園」とは、自然景観の保護と利用の増進を図り、国民の保健、休養、教化に資する事を目的とする自然公園である。本研究では、「国立公園」の利用方法の一つとして注目される「観光」に焦点を当て、現在の日本政府の観光政策が環境保護政策と両立出来ているのかを検討した。 まず、第1 節では、日本の「国立公園」の歴史について日本と海外とを比較した後、日本の「国立公園」が環境保全に対して弱い制度である事を明らかにした。次に、第2 節では、世界と日本の観光の歴史、観光形態を説明した後、「国立公園」で観光業が展開される上での利点と欠点について論じた。特に「国立公園」で実施される観光が自然環境配慮型に向かう必要性を強調した。続く第3 節と第4 節では、日本に34 個ある「国立公園」の中でも、湿原を中心に構成された特異的な自然環境及び設立の経緯を有する釧路湿原国立公園を事例として取り上げ、観光業に関わっている利害関係者のインタビューを実施した。その結果、「国立公園」で展開される観光政策に対して利害関係者間で認識のズレが存在する事が明らかになった。「国立公園」を自然保護区として管理したい意見と経済活動の場として観光地開発したい意見との間で、実際に現場で自然環境の保護と利用の両立を目指すアクターが持つ政策への不満が明らかになった。 以上の事から、観光業を展開する上で日本の「国立公園」は、環境への配慮に関する政策が不十分であるために持続可能な利用が妨げられており、環境及び観光政策を見直す必要性がある事が示唆された。もって、「国立公園」の持続可能な利用に資する上での環境政策に反映する事を期待したい。 |
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抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | The aim of this research is to analyze the compatibility between the “tourism policy” and “environmental protection policy” implemented by Japanese government. To achieve this goal, this paper focused on Japanese National Park System and it is divided in four sections. In the first two, this study reviews the history of Japanese national parks and remarks the negative effects that massive tourism has on environmental protection. Later, in sections three and four, this paper explains the main aspects of the case study (Kushiro Shitsugen National Park) and shows the results of the interviews carries out with the actors involved in the tourism policy in this park. The main result is that there is a discrepancy among stakeholders around a profitable tourist activity and the establishment of true environmental protection. In conclusion, this study shows that there are not the conditions to implement a massive tourism activity in Japanese National Park System. It is necessary to rethink a policy that allows a sustainable use of national parks and seek a tourism policy that contributes to environmental protection. | |||||||||
書誌情報 |
帯広畜産大学学術研究報告 巻 42, p. 131-162, 発行日 2021 |
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出版者 | ||||||||||
出版者 | 帯広畜産大学 | |||||||||
ISSN | ||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
収録物識別子 | 13485261 | |||||||||
書誌レコードID | ||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||
収録物識別子 | AA11877585 | |||||||||
権利 | ||||||||||
権利情報 | 帯広畜産大学 | |||||||||
フォーマット | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | application/pdf | |||||||||
著者版フラグ | ||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||||
日本十進分類法 | ||||||||||
主題Scheme | NDC | |||||||||
主題 | 519 |