@article{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00000506, author = {日高, 智 and 島田, 謙一郎 and 三浦, 俊治 and 小田, 有二}, journal = {北海道畜産学会報, Animal Science and Agriculture Hokkaido}, month = {Mar}, note = {application/pdf, わが国で家畜に給与される飼料の自給率は, 1965年ではTDNで55%,濃厚飼料で31%であったが, 2002年にはTDN24%,濃厚飼料10%と低下している(農林水産省, 2004). このような飼料の輸入依存がBSEや口蹄疫の発生要因となっており,飼料の自給率を改善し,安定供給とともに畜産物の安全性の確保が重要な課題である.また,わが国では多量の食品残渣や加工副産物が排出されているが,これらは飼料として十分に利用されていない(阿部, 2000).北海道でのデンプン製造に伴うポテトパルプの排出量は年間約10万tになるが,その排出は秋から冬に集中しており,水分含量が約80%と高いため長期保存に適さないとされている(古川, 2001). しかし,ポテトパルプをサイレージ化することにより,保存性と年聞を通しての利用が可能となり,エネルギー補給飼料として利用価値が改善される. また,サイレージは乳酸発酵を促進し,酪酸発酵を抑制することにより発酵品質が良好となり,牛の嗜好性が向上する(増子, 2003).ポテトパルプに乳酸生成糸状菌(Rhizopus oryzaeまたはAmylomyces rouxii)を添加すると乳酸生成が増加し(三浦ら, 2004),良質のサイレージが調製できる(岡田ら, 2005).そこで,ポテトパルプを家畜の飼料として有効に利用することを目的として,乳酸生成糸状菌を添加したポテトパルプサイレージ(PS)をトランスバックで調製して,さらに通年の利用を可能とするためにPSを主原料として水分約50%のサイレージを調製して,搾乳牛と肉用牛に給与し,生産性に及ぼす影響を検討した.また,糸状菌添加サイレージと食品残渣などから乾燥飼料を調製し,肥育豚の産肉性に及ぼす影響を検討した.}, pages = {15--21}, title = {乳酸生成糸状菌添加ポテトパルプサイレージの飼料利用に関する研究}, volume = {49}, year = {2007} }