@article{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00000474, author = {平田, 昌弘 and 内田, 健治 and 元島, 英雅 and ダムディン, バトムンフ}, issue = {1}, journal = {ミルクサイエンス, Milk Science}, month = {}, note = {application/pdf, 本論文では,モンゴル国中央部の乳加工体系とその特徴とを把握するために,モンゴル国トゥブ県・アルハンガイ県・ウブルハンガイ県において現地調査をおこなった。その結果,現在のモンゴル国中央部のハルハ集団では,加熱クリーム分離亜系列とアルコール発酵亜系列の乳加工技術が乳加工体系の土台となっていることが明らかとなった。また,アルハンガイ県イヒータミィール郡では,非加熱クリーム分離亜系列,および,乳酸発酵亜系列の加工技術が発達しており,この2つの加工系列はモンゴル国中央部ではアルハンガイ県イヒータミィール郡のみに特徴的にみられる。アルハンガイ県イヒータミィール郡で,生乳を非加熱のままに静置する加工技術が発達した理由は,モンゴル国北部・西部のウールド集団やトバ集団,および,中国内モンゴル自治区のチャハル集団から技術伝播を受けた可能性が高いからであると考えられた。今後は,モンゴル国北部および西部におけるハルハ集団以外の牧畜民集団の乳加工体系を調査すると共に,丹念に文献研究をおこない,モンゴル国周辺地域の乳加工体系の把握をおこなう必要がある。}, pages = {9--19}, title = {モンゴル国中央部における乳加工体系 : トゥブ県・アルハンガイ県・ウブルハンガイ県での事例を通して}, volume = {56}, year = {2007} }