@article{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00004594, author = {鈴木, 毅 and 水上, 寛健 and Nambo, Yasuo and 南保, 泰雄 and 石丸, 睦樹 and 宮田, 健二 and 秋山, 健太郎 and 頃末, 憲治 and 内藤, 裕司 and 永岡, 謙太郎 and 渡辺, 元 and 田谷, 一善}, issue = {1}, journal = {馬の科学}, month = {}, note = {application/pdf, 本研究では、温暖な気候である宮崎と寒冷な気候である日高で育成された雌雄サラブレッドに対して、1歳の12月20日から2歳の4月10日までの4か月間長日処理を実施し、成長、内分泌機能、性腺機能および被毛の変化について明らかにした。成長については、長日処理は、宮崎で育成された雄馬には、体重、体高、胸囲、管囲のいずれの成長にも影響を与えなかったが、雌馬では、体重と管囲が対照群と比べて長日処理群が有意に増加した。日高で育成された馬では、雄馬の体重と体高及び雌馬の体高が対照群と比べて長日処理群が有意に増加した。内分泌機能については、宮崎で育成された雄馬では、長日処理による影響は明らかではなかったが、雌馬では黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、プロジェステロン、エストラジオール、日高で育成された雄馬ではLH、テストステロン、エストラジオール、雌馬ではLH、FSH、プロジェステロン、エストラジオールの血中濃度が対照群と比べて早期に上昇した。気候の違いに関わらず、血中プロラクチン濃度は、宮崎および日高で育成された雌雄馬ともに、対照群と比べて長日処理群が早期に上昇した。性腺機能については、雌では宮崎および日高育成馬ともに、対照群では4月以前には排卵が起こらなかったが、長日処理群では2月に最初の排卵が起こった。被毛の変化については、育成された環境の気候や性別の違いに関わらず、長日処理群が対照群と比べて冬毛の脱毛が早期に起こることが判明した。長日処理によって誘発されるこれらの生理的変化には、分泌量が増加するプロラクチンが促進的に作用しているものと推察された。}, pages = {2--14}, title = {気候の異なる条件下で育成されたサラブレッド育成馬の成長、性腺機能および被毛の変化に及ぼす長日処理の効果}, volume = {56}, year = {2019} }