@article{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00004589, author = {村瀬, 晴崇 and 齋藤, 重彰 and 天谷, 友彦 and 佐藤, 文夫 and Ball, Barry Allen and 南保, 泰雄}, issue = {1}, journal = {馬の科学}, month = {}, note = {application/pdf, 胎子期の精巣から分泌される抗ミューラー管ホルモン(AMH)は、本来雄胎子においてミューラー管を退行させる因子であるが、出生後にも分泌され続けることが知られている。本研究ではウマ潜在精巣の診断マーカーとしての血中AMHの有用性を評価した。正常雄馬、下降した精巣のみ摘出された片側性潜在精巣馬、およびセン馬において血中AMH濃度を測定した。加えて、免疫組織学的に精巣内におけるAMH発現を確認した。血中AMH濃度は正常雄馬(n=11)で 13.3 ± 1.8 ng/ml、片側性潜在精巣馬(n=8)で17.6 ± 3.0 ng/mlである一方、セン馬(n=6)では検出されず、血中AMHが精巣の有無を反映することが示された。また、AMH免疫組織化学的染色において、正常精巣および潜在精巣のセルトリ細胞は好染し、潜在精巣においてもAMHを分泌していることを確かめた。以上の結果から下降側のみ精巣摘出された片側性潜在精巣馬においても残存する精巣からAMHを分泌しており、血中AMHを測定することが診断に有用であることが示された。, 本論文は、J. Equine Sci. 26(1), 15-20, 2015に英文で掲載されたものを一部改変し、和訳したものである。}, pages = {11--16}, title = {血中抗ミューラー管ホルモン測定による片側性潜在精巣の診断}, volume = {54}, year = {2017} }