@article{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00004579, author = {中道, 藍 and 互野, 佑香 and 水島, 仁士 and 渡邉, 謙一 and 堀内, 雅之 and 古林, 与志安 and 猪熊, 壽}, issue = {4}, journal = {北海道獣医師会雑誌}, month = {}, note = {application/pdf, 放牧中のl歳2カ月齢のホルスタイン種育成牛が突然の起立不能を呈し、ASTの著しい増加(4900U/l)および第3病日からの黄痘が認められたため、急性肝障害を疑った。ステロイドや解毒剤を用いた治療の継続により、一般状態は徐々に回復したが、第13病日に再び悪化し、皮膚白色部の被毛粗剛、皮膚硬結、ひび割れがみられた。症例は衰弱し、皮膚病変も改善せず、第16病日には再度起立不能を呈した。第18病日にはASTが180U/lとなり、初診日と比較して著しい低下を認めた。その後、第19病日に病性鑑定が行われた。病理学的検査により、皮膚白色部の角化允進、廃嫡~潰蕩、表皮直下水腫および線維化が観察された。肉眼的および組織学的に肝臓に顕著な異常はみられなかった。本症例は放牧牛であり、発症が10月という点から、有毒植物摂取による急性肝障害が疑われ、皮膚病変は肝原性光線過敏症と考えられた。しかし、病理学的検査において肝臓に病変がみられなかったことから、肝原性光線過敏症は肝障害の回復期にも発現する可能性が考えられた。}, pages = {101--105}, title = {肝障害の回復期に光線過敏症がみられたホルスタイン種育成牛の1症例}, volume = {63}, year = {2019} }