@article{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00004353, author = {新坊, 弦也 and 田川, 道人 and 山本, 悠平 and 宮原, 和郎}, issue = {8}, journal = {日本獣医師会雑誌}, month = {}, note = {application/pdf, 11歳8カ月,避妊雌のミニチュア・ダックスフントが血小板減少,多発性の脾臓腫瘤の精査のために来院した.症例は,来院前日に突然の左前後肢の麻痺,左眼の視覚障害を呈した.血液凝固系検査ではD-ダイマーの上昇が認められた.腹部超音波検査では脾臓に低エコー性を呈する血流を欠く楔型の病変が複数認められた.頭部MRI検査では,右側頭葉を中心とした脳梗塞と合致する所見が得られた.以上より,脾梗塞,脳梗塞と診断し,血栓予防療法を行った.その後の経過は良好であり,第118病日に治療終了とし,その後11カ月経過した現在も再発は認められていない.本症例は,過去に膵炎に類似した臨床症状を呈しており,また血栓傾向を引き起こす他の疾患は否定的であったことから,多発性の梗塞病変は膵炎に起因する凝固亢進状態に伴うものであったと考えられた.}, pages = {443--448}, title = {脳梗塞を続発した脾梗塞の犬の1症例}, volume = {71}, year = {2018} }