@techreport{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00003033, author = {Sasaki, Motoki and 佐々木, 基樹}, month = {2018-01-30}, note = {50332482, 帯広畜産大学, チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、ニホンザル、これら 4 種の霊長類と 4 種のクマ科動物、ジャイアントパンダ、マレーグマ、ホッキョクグマ、ヒグマの後肢の可動性を、CT スキャナーを用いて非破壊的に観察した。その結果、4 種の霊長類とジャイアントパンダ、マレーグマの 2 種のクマ科動物において、足根骨の回転とスライドによる足の顕著な回外が確認された。さらに、霊長類において、第一趾の屈曲に伴う第一中足骨の内転が 4 種の霊長類全てに確認され、オランウータン、ゴリラ、ニホンザル、チンパンジーの順でその可動域は大きかった。また、ゴリラやチンパンジーでは第一中足骨は足の背腹平面で内転しており、上下斜め方向に可動面を持つ他の 2 種の霊長類とは可動様式が異なっていた。足根骨の回転とスライドによる足の回外は、木登りに対する形態学的適応と考えられる。また、第一中足骨の足の背腹平面で内転は地上性適応の一環と考えられる。さらに、その可動性がチンパンジーで小さかったことから、チンパンジーがより地上性適応しているものと推測される。, 2007年度~2008年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書, application/pdf, 19570078}, title = {霊長類およびクマ類における四肢の機能形態学的多様性と環境適応に関する研究}, year = {} }