@article{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00001818, author = {原田, 潤 and Sato, Masatoshi and 佐藤, 雅俊 and Konno, Yasuo and 紺野, 康夫}, journal = {帯広畜産大学学術研究報告, Research bulletin of Obihiro University}, month = {Oct}, note = {application/pdf, オオアマドコロ(Polygonatum odoratum var. maximowiczii )は森林性のユリ科多年生草本であり、自家不和合性を持つ。このオオアマドコロについて、芽室町にある農地残存林とその周辺で結果率を比較した。残存林では林内と林縁、残存林の周辺では耕地防風林と畑の畔の、四つの生育地を選んだ。オオアマドコロの結果率は、四つの調査地とも65%以上あり、林内や林縁の方が残存林の周辺にある生育地である耕地防風林や畑の畔よりも結果率が高いということはなかった。それぞれの生育地で人工他家受粉を施すと結果率が5.0-12.8%上昇したので花粉制限はあるが、その程度は小さかった。訪花昆虫は在来種であるエゾトラマルハナバチ(Bombus diversustersatus )、ニセハイイロマルハナバチ(B. pseudobaicalensis )、アカマルハナバチ(B.hypnorum koropokkrus )の女王バチであった。これらの結果は、農耕地景観下において残存林以外の場所でも結果が可能なオオアマドコロ個体群が存在すること、残存林以外の場所においても、森林性植物が在来マルハナバチ類に餌の提供をしていることを示す。}, pages = {41--46}, title = {農耕地残存林とその周辺における森林性多年草本オオアマドコロの結果率}, volume = {28}, year = {2007} }