@article{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00001816, author = {相沢, 修 and 齋藤, 優介 and 西, 繁典 and Koaze, Hiroshi and 小疇, 浩 and Hironaka, Kazunori and 弘中, 和憲 and Kojima, Michiyuki and 小嶋, 道之}, journal = {帯広畜産大学学術研究報告, Research bulletin of Obihiro University}, month = {Oct}, note = {application/pdf, ワイルドライス(Zizania palustris L.、K2 品種)は、炭水化物(68%)が主要成分のデンプン性種子で、他にタンパク質14%、灰分2%、脂質1.4%などを含有していた。また、種実に含まれる脂質は、中性脂質が75%で、リン脂質15%と糖脂質10%から成り、中性脂質の主要クラスはトリアシルグリセロール(TG)で、全脂質の68%を占めていた。品種間における脂質成分と組成割合には、ほとんど差異は認められなかった。TG の主要分子種は、パルミトイルジリノレン(PLL)、パルミトイルリノレオイルリノレニン(PLLn)、ジリノレオイルリノレニン(LLLn)、トリリノレン(LLL)、オレオイルリノレオイルリノレニン(OLLn)などで60%を占め、他に少なくとも11 種類の分子種が認められた。また、TG の構成脂肪酸位置分析により、sn-1、3 位には16:0、18:2および18:3 が、sn-2 位には18:2、18:3、18:1 および16:0 が認められた。また、4 種類のステロール脂質;遊離ステロール(FS)、ステロールエステル(SE)、ステリルグリコシド(SG)、アシルステリルグリコシド(ASG)の構成デスメチルステロール(DeMS)は、全てシトステロール>カンペステロール>スチグマステロールの順であったが、SE の構成デスメチルステロールであるスチグマステロールの割合は、他クラスのそれに比べて約10%程度低い値を示した。また、種実のポリフェノール含量は0.04%-0.06%、種皮のそれは0.18%-0.28%であり、品種により含量が顕著に異なっていた。しかし、種実ポリフェノール組成は、品種間では同様で、分子量が534 及び564の2 種類の構造未知のポリフェノールであった。}, pages = {30--34}, title = {ワイルドライス(Zizania palustris)に含まれる脂質とポリフェノールの特性}, volume = {28}, year = {2007} }