@article{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00001737, author = {齊藤, 朋子 and 今瀬, 麻衣 and Furumura, Keiko and 古村, 圭子}, journal = {帯広畜産大学学術研究報告, Research bulletin of Obihiro University}, month = {Nov}, note = {application/pdf, 屋外で群飼育されているウマのグルーミング行動を調査し、ウマのグルーミング行動の特徴を明らかにすることを目的とした。あわせて、安価で入手しやすい人工芝マットが、自己グルーミング用ブラシとしてウマに利用されるか、また、人工芝マットの設置によってグルーミング行動に変化が見られるか調査した。 帯広畜産大学の馬飼養施設において通年屋外で群飼育されている、5 頭のウマを対象とし、2014 年6 月から9 月に目視による直接観察にてグルーミング行動を記録した。9 月に人工芝マットを設置し、設置前後でのグルーミング行動を比較した。 グルーミング総回数および自己グルーミング回数と、平均気温の間に有意(p<0.01)な正の相関が見られた。グルーミング行動には個体差が見られ、すべての期間を通じて自己グルーミングが有意(p<0.05)に多い馬が見られた。自己グルーミングは胸や肩で多く見られ、物体を利用したグルーミングが頭で多く見られた。 人工芝マットを自己グルーミング用ブラシとして設置後、3 頭の馬で、人工芝マットを利用しないグルーミング回数が人工芝マットを利用するグルーミング回数より有意(p<0.01)に多かったが、他のウマでは有意な差はみられず、すべてのウマで人工芝マットを利用したグルーミングが観察された。このことから、ウマは人工芝マットを自己グルーミング用ブラシとしてある程度許容していたと考えられた。}, pages = {15--24}, title = {屋外群飼育馬におけるグルーミング行動の特徴と人工芝マットの自己グルーミング用ブラシとしての利用可能性}, volume = {37}, year = {2016} }