@article{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00001104, author = {山口, 悠 and Shimada, Kenichiro and 島田, 謙一郎 and Kuchida, Keigo and 口田, 圭吾}, issue = {2}, journal = {日本畜産学会報, Nihon Chikusan Gakkaiho}, month = {}, note = {application/pdf, 日本短角種は優れた母性能力を持っており,これを活かした生産方式として一産肥育が考えられる.本研究では一産肥育牛の視覚的に評価可能な肉質および食味を未経産牛と比較調査した.一産肥育牛および未経産牛それぞれ3頭のロースおよびモモを用い,格付8形質,筋間脂肪22形質および食味4形質を分析した.官能評価は二点嗜好法を用い,ロース(筋間脂肪を含む)およびモモ(筋肉部分のみ)をローストビーフで提示した.格付および筋間脂肪では,肉量および筋間脂肪量は一産肥育牛の方が多い傾向であった.食味では,ロースは未経産牛の方が柔らかく食味性が優れる傾向にあったが,モモは一産肥育牛が好まれた.ロースの食味支持率といくつかの筋間脂肪割合との間に負の相関がみられたことから(P<0.05),部位間の結果の相違はサンプルの筋間脂肪の有無に影響された可能性が考えられた.しかしながら,余分な筋間脂肪の付着を抑えることで,ロースにおいても一産肥育牛の食味性が向上する可能性があり,一産肥育は視覚的な肉質および食味において未経産牛に劣らない可能性が示された.}, pages = {211--218}, title = {北海道産日本短角種における一産肥育牛と未経産牛の視覚的に評価可能な肉質および食味の比較}, volume = {86}, year = {2015} }