@article{oai:obihiro.repo.nii.ac.jp:00001074, author = {高橋, 英二 and 渡邉, 謙一 and Kobayashi, Yoshiyasu and 古林, 与志安 and Furuoka, Hidefumi and 古岡, 秀文 and Inokuma, Hisashi and 猪熊, 壽}, issue = {2}, journal = {北海道獣医師会雑誌, Journal of the Hokkaido Veterinary Medical Association}, month = {}, note = {application/pdf, 分娩後低カルシウム血症の治療から10日後の5歳6ヶ月のホルスタイン種乳牛に発熱、起立難渋、食欲廃絶、両前肢腫脹が認められた。抗菌薬、消炎鎮痛剤投与に反応せず、頻脈および心音強勢が発現し、心内膜炎を疑った。聴診では心音混濁が認められたが、明瞭な心雑音は聴取されなかった。心音図検査によって、混濁心音は延長した 音および 音であることが明らかとなり、各弁膜の閉鎖不全が考えられた。心臓超音波検査では三尖弁の疣贅物が確認された。病理解剖では、心臓各弁膜に疣贅物が付着しており、その大きさは三尖弁では直径4cm 大、僧帽弁、肺動脈弁、大動脈弁では小豆大(最大5mm)であり、本症例は多発性疣贅性心内膜炎と診断された。その他、化膿性肺炎、関節周囲炎、皮下膿瘍および左側臀部の壊死が認められた。最大の疣贅物は三尖弁であったことから、本症例の主な発症機序として、慢性重度の関節周囲炎からの血行性播種が推測された。}, pages = {1--6}, title = {ホルスタイン種成乳牛にみられた多発性疣贅性心内膜炎の1症例}, volume = {59}, year = {2015} }